DETAIL
胃腸を整えて元気に!
自家製粉の米粉です。
#40という目の細かい網でふるっています。
材料は佐久特産 五郎兵衛米のみを使用しています。
小麦の代用品としてお使いいただけます。
あまり知られていませんが、小麦には、グルテンが引き起こす問題のほかに「ポストハーベスト(post harvest)」と呼ばれる大きな問題があります。
ポストハーベストとは、輸入品の輸送中に、作物が虫や環境の変化によってダメになってしまわないよう、収穫の後にふりかけられる農薬の事。 スーパーで、ミカンやグレープフルーツなどに「防腐剤を使用しています」と書かれているものを見たことがあるかもしれません。 それがポストハーベストです。
日本から外国へ農産物を出荷する際、ポストハーベストをかける事は全面的に禁止されています。 しかし、日本へやってくる農産物にポストハーベストをかける事は禁止されていません。
私たちが食べている小麦はごく一部を除いてほとんどが外国からの輸入物。
輸入小麦は船便で輸送する最中に駄目になってしまわないよう、収穫した国の人たちが食べるものよりも 更にたっぷりの薬をかけて出荷されます。生育中にではなく、収穫して粉になった後に、です。
「基準は上回ってはいない」と国はいいますが、この輸入時の残留農薬によって健康被害が引き起こさているのでは、という指摘は実際にあります。
上に引用した渡邊さんのお話は、ポストハーベストの影響がセリアック病のように限られた人のみに起こるものではなく、 輸入小麦と接し続けていれば誰にでも起こる可能性がある影響だという事を示しています。
現在、日本では小麦、大豆、トウモロコシの9割以上を輸入に頼っている現状。
安価で品質が劣化しないよう大量の小麦を輸入するにはポストハーベストは必要なものとみなされており、どこかで規制されない限りずっと続くでしょう。